セレッソ大阪始動会見

 


2021年1月22日、13時からセレッソ大阪の始動会見が行われました。

今回は新型コロナウイルス感染防止の観点から、オンラインでの会見となりました。

 

 冒頭、挨拶に立った森島寛晃社長は新型コロナウイルスの影響によって、一時は開催も危ぶまれた昨季のリーグ戦について、開催に尽力してくれた医療従事者を含む関係者への謝意を述べた上で、「昨季4位となったことで、プレーオフからとはいえAFCアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)への出場権を獲得することができました。
今季は、これからクラブがどのような形でタイトルを目指していくのか、クラブがどのように発展していくのか、セレッソ大阪とセレッソ大阪スポーツクラブが一つになって、同じ方向を向いて進んでいきたい」と抱負を語りました。

 

 続けて森島社長はクラブ理念を発表しました。
今季のクラブ理念は「SAKURA SPECTACLE」です。この言葉に込められた思いについて、森島社長は「チームが面白い試合を見せ、皆さんの心を動かす、ワクワクさせたい」ということをクラブとして大切にしていきたい、という思いです」と説明しました。

森島社長によれば、この理念は「セレッソ大阪の使命であるミッション」「セレッソ大阪の目指す姿のビジョン」、そして「ミッション、ビジョンを示すための行動指針」という3つの要素で構成されているそうです。

 

 森島社長は今季の目標として、「ゴールにこだわり、タイトルをみんなで目指し、トップ3を必ず達成したいと考えております」と挙げた上で、ACLの舞台でもJリーグの代表として、決勝トーナメント進出をまずは目指すと、力強く語りました。その言葉からは、6月に誕生する「ヨドコウ桜スタジアム」でさらに輝きたいという思いが感じられました。

 

 続いて梶野智チーム統括部長がチーム作りのコンセプトを紹介し、8年ぶりにセレッソ大阪の指揮官に返り咲いたレヴィー クルピ監督にマイクを渡しました。

 

 以前と変わらない柔和な表情でマイクを握ったクルピ監督は、その冒頭「セレッソに戻ることができて、嬉しく思います」と語りました。そして今季は「選手も楽しくサッカーをして、サポーターと一緒に強いチームを作っていきたいと思います」と抱負を述べました。
最後には「今年、みんなで最後に笑っていられるような環境を作れるように、今年1年、頑張りたいと思います」とあいさつを締めくくりました。

 その後は新加入選手の紹介でした。
進藤亮佑選手(コンサドーレ札幌)、原川力選手(サガン鳥栖)、新井直人選手(アルビレックス新潟)、為田大貴選手(ジェフユナイテッド千葉)、大久保嘉人選手(東京ヴェルディ)、鳥海晃司選手(ジェフユナイテッド千葉)、加藤陸次樹選手(ツエーゲン金沢)、松田力選手(ヴァンフォーレ甲府)、松本泰志選手(アビスパ福岡)、松井謙弥選手(水戸ホーリーホック)、マテルコーチ、羽田憲司コーチの順にマイクを握り、決意を述べました。
また新加入外国籍選手のアダム タガート選手(水原三星)は、ビデオでのメッセージが流されました。

 

 その後の質疑応答では、様々な質問が飛び交いましたが、やはり注目は15年ぶりにセレッソ大阪に復帰した大久保選手でした。
Jリーグ通算得点でトップに君臨する大久保選手は、前人未到のJ1200ゴールまで残り15。
それについて聞かれると「そこも狙いたいと思いますけど、まずはチームが勝てるゴールを取れれば一番いいなと思います」と、あくまでもチームの勝利が第一であるという考えを示しました。

 

 頼もしい戦力を加えたセレッソ大阪の躍進に期待しましょう。

 



セレッソ大阪のシーズン初戦はヤンマースタジアム長居にて2月27日(土)16時キックオフです。対戦相手は柏レイソル。みんなで応援しましょう!

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