舞洲プロジェクト セミナー@SPORTEC WEST 2020

2020年10月15日(木)、インテックス大阪(大阪市住之江区)で行われた「SPORTEC WEST 2020」(2020/10/14~16)に、舞洲プロジェクトがブースを出展、「未来社会デザインに向けた舞洲での実証事業について」と題したセミナーを行いました。

 

「SPORTEC WEST 2020」は西日本最大のスポーツフィットネス用品・設備・サービス専門展で、スポーツに関する様々な企業や団体が出展するイベントです。

今回も60を超える企業や団体がブースを出展し、様々な商品やサービス・システムを展示していました。

 

 

 

舞洲プロジェクトは、野球・サッカー・バスケットボールそれぞれのプロチームが同じ場所に拠点を構えるという、国内でも稀有な舞洲の特性と、その中で行っている様々な取り組みを知ってもらうための出展でした。

 

 

会期中は、会場内で様々なセミナーも行われていました。

その一つとして、舞洲プロジェクトもセミナーを開催しました。

テーマは「未来社会デザインに向けた舞洲での実証事業について」

EXPO2025や舞洲IR事業など、ベイエリアを中心とした大規模プロジェクトの開催やスーパーシティ、うめきた2期工事など、未来に向けた取り組みが加速する大阪市においては、今後、実証実験の必要性が高まることは必至です。そこで浮かび上がるのが「舞洲」の存在です。EXPO2025やIRの舞台となる「夢洲」に隣接する舞洲はそうした実証実験のフィールドとしては最適な場所です。
その舞洲を積極的に開放し、未来社会の礎を築く拠点として活用してもらおうという思いを、プロジェクトの主要メンバーがパネラーとして熱く語りました。

 

冒頭でマイクを握った植田氏は、最初に舞洲の立地を説明、そして2021年のワールドマスターズを皮切りに様々予定されている、大阪を取り巻くイベントや開発計画を時系列で説明しました。

その中で「大きく変わりゆく大阪だが、その過程でSDGs(持続可能な開発目標)を意識することができれば、大阪は先進都市としての地位を確立できる。立地的に大阪の中心に位置する舞洲は、その発火点となるのに適した場所だ」と語りました。

 

続けて説明に立った榎木谷氏は、舞洲プロジェクトのこれまでの経緯や取り組みを、写真とともに紹介。その上で「舞洲プロジェクトはPhase2に移行する時期が来ていると思っています」と発言。続けて舞洲プロジェクトの行く方について話を進めました。その中で榎木谷氏は、舞洲プロジェクトには3つのポテンシャルがあると語りました。3つのポテンシャルとは

1.3種目の人気プロスポーツチームを舞台にした実証実験が実施できる
2.大阪市所有のアセット(小学校や施設など)へ拡張させる可能性がある
3.EXPO2025に代表される「大型プロジェクト」との連携が期待できる

です。

舞洲プロジェクトの可能性を感じさせたこの発言は、聴衆の大きな興味を引いたようで、熱心にメモを取る姿が目立っていました。
大阪市とオリックス・バファローズ、セレッソ大阪、大阪エヴェッサという人気クラブが「舞洲」という拠点でつながり、それを発展させていくという未来図は多くの人に伝わったようです。

 

その後は3クラブの担当者がそれぞれ、自クラブが舞洲プロジェクトにどのように関わっているか、そしてどのような社会事業に取り組んでいるかということを説明しました。

 

(左からオリックス・バファローズ 小浜裕一氏、セレッソ大阪 長谷川顕氏、大阪エヴェッサ 城秀樹氏)

 

90分間に及んだ、舞洲そして舞洲プロジェクトの持つ大きな潜在力を感じさせたこのセミナーは好評のうちに幕を閉じました。セミナー終了後は、舞洲プロジェクトブースを訪れる人も目立ち、今後の展開が期待されます。

PAGE TOP