お仕事体験:オリックス・バファローズ ファーム公式戦のお手伝い

2019年8月1日、舞洲プロジェクト夏休み企画として「小学生スポーツビジネス体験」が行われました。
舞台となったのは舞洲にある大阪シティ信用金庫スタジアム。この日はプロ野球ウエスタン・リーグ公式戦「オリックス・バファローズ対阪神タイガース」の試合が行われました。

この企画に参加してくれたのは、たくさんの応募の中から抽選で選ばれた深見 潤くん(小4)森井 花音ちゃん(小5)小林 朋広くん(小6)の3人。3人とも緊張した面持ちでスタジアムに集合しました。

 

 

まずスタジアムに入り、球団の人からこの日の説明を受けました。ここで大きなサプライズ!
なんと榊原 翼投手と山崎 颯一郎投手が3人を激励に登場してくれました。即席のサイン会~写真撮影に子どもたちは大興奮。

 

 

 

 

その後はスタジアム外で行われた榊原投手と山崎投手のトークショーを見学しました。

 

 

そして12時過ぎ、いよいよお仕事体験のスタートです。最初の仕事は場内アナウンス。放送室に移動し、スタジアムDJの浜崎 剛さんの指導を受けながらリハーサル。読み間違えないように、カナを振ってもらったメンバー表を手に、何度も声を出して練習しました。

 

 

シティ信金スタジアムの放送室は、一塁側ウェイティングサークルの近くにあります。憧れの選手がそこを通るたび、子どもたちは大喜び。

 

 

13時にプレーボール。最初にアナウンスに挑戦したのは小林くん。「1回裏。オリックス・バファローズの攻撃は、1番センター西浦 颯大」から始まり、元気よく選手の名前を呼んでいきます。
小林くんの声に励まされたのか、オリックス・バファローズは初回にマレーロ選手のホームランが飛び出すなど、絶好調でした。

 

 

続けて2回の裏、アナウンスに挑戦したのは深見くん。こちらも元気よくアナウンスで試合を盛り上げました。

 

 

最後は浜崎さんが「子どもたちに盛大な拍手をお願いします」とアナウンス。場内からは、阪神ファンも含めた暖かい拍手が送られていました。

 

 

ここで気を抜く暇はありません。次はボールボーイ(ガール)体験です。
3回から5回まで、主審にボールを届けるのが仕事です。

 

 

この仕事は3人が交互に担当。自身も野球をやっており、オリックス・バファローズの太田椋選手の大ファンだという森井さんも軽快な足取りで、グラウンドを走りました。
3人が出てくる度に、スタンドからは「かわいい~」という声が飛び交っていました。

 

 

 

 

5回終了後、3人はこの日最後のお仕事が待っていました。それはグラウンド整備です。
選手がケガをしないためにも、大事な仕事です。グラウンドキーパーのお兄さんたちに混じって、3塁から2塁、1塁の順にトンボをかけてグラウンドをならしました。

 

 

 

 

続けてグラウンドに水を撒きました。長くて重いホースを持って、暑いグラウンドに放水しました。

 

 

 

 

 

こうして子どもたちの長い一日が終了しました。2時間以上の長いお仕事でしたが、子どもたちにとっては、アッという間の出来事だったようです。憧れの選手たちを近くで見て、野球の舞台裏を見たことで、「これまで以上に野球が好きになった」、「これからもっとオリックス・バファローズを応援する」と、3人は口々に話してくれました。
3人が頑張ったご褒美に、この日着用した帽子、Tシャツ、そしてバッグが球団の人からプレゼントされました。

 

 

最初は緊張していた子どもたちでしたが、最後は3人とも打ち解けて笑顔で記念撮影!
夏休みのいい思い出ができた1日となりました。

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