大阪エヴェッサ #32 畠山 俊樹選手
--畠山選手がバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
畠山 僕は兄と姉がいる三人兄弟の末っ子なんですが、姉がバスケットボールを先に始めていました。その姉にくっついて遊んでいるような感覚でバスケットボールを始めました。
--それは何歳の時でしたか?
畠山 正確には覚えていないんですが、自然とチームの練習にも加わっていたらしいです。正式にチームに入団したのは小学校1年生の時ですが、それ以前からプレーはしていました。
--最初に入ったのは地元のクラブですか?
畠山 小学校のミニバスケットボールクラブでした。
--他のスポーツは選択肢になかったのですか?
畠山 ありませんでしたね。兄がサッカーをやっていたため、両親は僕もサッカーを始めると思っていたようですが、バスケットボールにどっぷりハマッてしまいました。
--では、バスケットボールと同時に他の競技をやっていた時期は?
畠山 全くありません。「バスケ一筋」でした。
--「バスケ一筋」とは言っても、最初からバスケットボールを意識していた訳ではなく、お姉さんについていって遊んでいるうちにハマってしまったんですよね?
畠山 そういうことになりますね(笑)。
--子どもの頃から、ずっとバスケットボールは続けていきたいと思っていましたか?
畠山 そうですね。子どもの頃はNBAの試合を何試合も見て、「将来はこういう選手になりたいな」と思いながら練習をしていました。だから、高いレベルでプレーし続けたいという思いが強かったです。そういうチャレンジが多い人生なのかなと、今になれば思います。
--子どもの頃憧れていたNBAの選手は誰でしたか?
畠山 アレン・アイバーソン選手やステフォン・マーブリー選手が好きでした。ストリート系のバスケットボールがNBAにも浸透し始めた頃だったと思います。
--シューズなどはNBA選手の真似をしましたか?
畠山 しましたが、すぐに足首を捻挫したり、ケガをしてしまったので「もうやめよう」と思って、すぐにアシックスに変えました(笑)。
--バスケットボールの練習がメインの生活を送る中で、友だちと遊びたいという欲求はありましたか?
畠山 「遊ぼう」と誘われれば、普通に遊んでいたと思います。でも小学生って、結局5時くらいには家に帰るじゃないですか。だから帰って、そこからまた練習して、という感じでした。
--「バスケットボールばかりやっていないで」と言われませんでしたか?
畠山 さっきも言ったように、僕は3兄弟の末っ子だったので、甘やかされていたと思います。後で知ったのですが、一番上の兄には相当厳しかったようです。そして姉、僕の順番で甘くなっていったのかな。
実は僕の父もバスケットボールの選手だったので、僕自身、父とバスケットボールをやりたいという思いが強かったですね。

畠山 俊樹(はたけやま・しゅんき)
出身地:宮城県
生年月日:1991年06月18日
身長:170cm体重:73kg
血液型:A型
出身校:明成高等学校→青山学院大学
※2009 ウインターカップ優勝 ベスト5受賞
※2010 全日本大学バスケットボール選手権大会優勝
※2011 全日本大学バスケットボール選手権大会優勝
経歴2013-15大阪エヴェッサ(bjリーグ)
※2013-14シーズンは2014年1月より、アーリーエントリーで加入
2015-16西宮ストークス(NBL)
2016-18新潟アルビレックスBB(B1)
2018- 大阪エヴェッサ(B1)